耳をすまして目をみはれ

子育て中の一般市民が、児童虐待事件などについて思ったことを書きます。あくまで個人の見解です。

量刑について

親による子供殺害事件の判例いくつか。

・先だっての栗原心愛ちゃんの母親の裁判では執行猶予付き判決。

箕面市で4歳男の子を暴行の末に殺害した男2名(母親の交際相手と知人)は懲役10年(求刑12年)判決。(主導したとされる母親の裁判はまだ行われていないようです。)

・2006年に東京で11か月女の子を暴行死させた父親は懲役6年6月(求刑8年)判決。

・昨年、北上市で1歳男の子を放置、衰弱死させた父親は懲役5年(求刑6年)判決。

・大阪2児餓死事件では懲役30年(無期懲役の求刑)。

・2014年、東京で2歳女の子を踏みつけて殺した父親は懲役10年。

・2017年、姫路市で1歳男の子へのネグレクト・暴行(結果、当時の報道では植物状態とのこと)を行った母親は懲役1年・執行猶予5年、父親に懲役5年の判決。

・2017年、大阪市で9か月女の子を投げ落とし死亡させた母親は懲役3年。

・2017年、草津市で3歳男の子の頭を踏みつける等の暴行を加え殺害した父親は懲役7年(求刑10年)の判決。

・2016年、東京都大田区で同居相手の息子(3歳)を暴行し殺害した男は懲役8年(求刑9年)。母親は保護責任者遺棄致死容疑で書類送検→不起訴。

・2016年、狭山市で3歳女の子をネグレクト・暴行で殺害した母親は懲役13年(求刑13年)、内縁の夫は12年半(求刑13年)。

 

まだまだ、幾つも幾つもあります。

 

 

どんなに重い刑罰だとしても(極刑だとしても)、子供の命は返らず、その時に子供が受けた苦しみが和らぐわけではない。だとすれば何年でもいいやどうでもいいやと思考を投げ出したい気持ちにもなります。

自分なんかがあれこれ考えたところで何になるわけでもないです。

でも、考えることは止めたくないとも思います。