マイイメージ司法
野田市小4女虐待死事件 傷害ほう助の罪の母の判決確定千葉地裁によりますと、栗原なぎさ被告の控訴期限である10日までに被告側、検察側からの控訴がなかったということです。
この事件はことし1月、野田市の栗原心愛さん(当時10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかったもので、母親のなぎさ被告は夫の勇一郎被告の指示で心愛さんに食事を与えなかったなどとして傷害ほう助の罪に問われていました。
6月26日に開かれたなぎさ被告の判決公判で、千葉地裁の小池健治裁判長は、「母として救いの手を差し伸べられる唯一の監護者だったにも関わらず、勇一郎被告の虐待を制止せずに放置し、夫の指示に迎合した」などと述べたほか、「支配的言動の強い夫に逆らう難しさは否定できない」と指摘。
懲役2年の求刑に対し懲役2年6か月、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決が言い渡されました。チバテレ(千葉テレビ放送) 7/12(金) 20:45配信
主犯の栗原勇一郎被告が黙秘を続けているので、事件の顛末は妻から聞き取るしかない→妻を逮捕、起訴→洗いざらい話せばあなたは執行猶予判決になりますよ、執行猶予なんて無罪みたいなものです、判決が確定したら家に帰って次女と普通の生活を送ることが出来ますよ、あなたは被害者みたいなものなんですから…的な感じで持ちかけ妻から話を聞き出す。
司法取引はこういう殺人事件には適用されないようなので、正規の取引は出来ないとしても。
検察としては、本当であれば妻にも実刑を下したい、が、妻よりも格段に罪が重い主犯を確実に裁くにはそこは断念せざるを得ない。
落としどころは求刑の懲役2年→懲役2年半+執行猶予5年(最長らしい)判決。
以上、勝手なマイイメージ司法でした。
加害者が被害者は、ない。
ここからは確かな自分の気持ちです。
単に妻は自分の身を守ることにその時持ちうる最大限の能力を使った。「長女」と「自分(+次女とも彼女は考えただろうか?)の安全と衣食住と夫からの寵愛(と感じられたもの)」を天秤にかけて行動した。
それは悪いこととは言えないです。当然のことかもしれません。
第一に自分の身を守ること。悪いことではない。
でも心愛ちゃんが受けた苦しみ悲しみを思うと、私は加害者は加害者だ、と言う他ないです。
妻の行いの100パーセントがDVの影響とは思えません。
気質、自分>他人な度合い、知的能力、腕力、学力、経済力…その他色々なものが絡み合っての”人”ではないでしょうか。