耳をすまして目をみはれ

子育て中の一般市民が、児童虐待事件などについて思ったことを書きます。あくまで個人の見解です。

「しつけのため」の体罰について

子供が犠牲になる痛ましい虐待事件などのニュースをネットで読んでいます。

ネットのニュースにはそれを読んだ人達がコメントを書くことが出来るものがありますが、私はコメントまで読んでいます。

加害者への怒りをどこかにぶつけたい気持ち、被害者の子供達を悼む気持ちを他の人達と共有して、自分が楽になりたいという思いも少なからずあって。ずるくて弱いなあと自分に対して感じますが。

 

虐待事件のような内容は多くの人達の意見が一致するように見受けられます。

被害者への気持ちは勿論。

加害者に対しては「重罰を」「懲役刑よりも被害者と同じ目に遭わせたい」、また第3の加害者的な存在(行政機関、周囲の大人など)に対しての批判…うんうん、と自分も頷きながら読んでしまいます。

賛成マークと反対マークがある場合、賛成数の方が圧倒的に多いです。

 

これが体罰、例えば法に体罰禁止を明記、というようなニュースに対しての内容であると、賛成数と反対数が割と拮抗しているような気がします。

しつけに体罰は必要ない、という完全に賛成的な意見もあるし、しつけの為ならば体罰もありです、という完全に反対的な意見もあるし、行き過ぎた暴力は駄目に決まっているけれど愛情を持って本当に必要なことを教えたい場合には体罰も必要、というような折衷的な意見も多いようです。

 

体罰をどう捉えるか、難しいと感じます。