耳をすまして目をみはれ

子育て中の一般市民が、児童虐待事件などについて思ったことを書きます。あくまで個人の見解です。

異論反論

虐待事件が起こると児童相談所などが責め立てられがちですが、そんな世の反応に対して「(加害者以外に)犯人探しをしてもしょうがない」という意見も聞かれます。

また、加害者である親については「彼らの生い立ちが環境がそうさせた」「愛情表現がうまく出来ない親だった」「親達もある意味この社会の被害者だった」的な意見も目にします。

以下、異論反論です。

個人的には徹底的に犯人を捜すべきだと思っています。

何が誰がどう悪かったのか、内輪で丸く収めてしまわずに徹底的に調べて白日の下にさらして後に残して改善につなげて欲しいです。もちろんその個人名までは私たちが知らなくてもいいのですが。

そして加害者の親が「ある意味被害者」なんて私は認めたくありません。

加害者は加害者です。

事件の解明には加害親の生い立ちや境遇を考慮する必要があると思いますが、加害者が被害者は、ない。

短絡的だと云われても。 

 

2006年に起こった秋田児童連続殺人事件の被害者である米山豪憲君のお父さんが以前TVで、子供が犠牲になる事件では100%子供に非はない、というようなことをお話しされていて、本当にその通りだと思っています。

 

大人である自分が身内が、もしもひどい方法で殺されたとして、犯人にどんな過去が境遇があろうとも、あの犯人も被害者だよねとは絶対に思えない自信があります。(が、私や身内がその相手をむちゃくちゃ自分勝手な理由で殺そうとして返り討ち、とかいう事なら加害者が被害者ですよね、その場合は受け入れます。)