耳をすまして目をみはれ

子育て中の一般市民が、児童虐待事件などについて思ったことを書きます。あくまで個人の見解です。

スケ番的自分から学ぶ

自分の、褒められた話ではない話です。

日中は仕事をしているのですが、失敗をしてしまう事、人から嫌な思いをさせられる事、緊張や不安を感じる事が多々あります。

自分も人を嫌にさせることは多いのだし、とか全部上手くいく現実はない、とかピンチはチャンス、とか言い聞かせてマイナスからプラス方向に引っ張ろうとするのですが、それでもモヤモヤを引きずったまま子供達を保育園や学童に迎えに行き帰宅の途につきます。

子供達の顔をみて触れて、車の中で話をしている時間はモヤモヤを忘れ、仕事で荒れた心も子供達の存在が救ってくれる、母親ってなんて素敵な職業なんだろうとか一瞬思うのですが。

家に帰りやらなければならない事に直面するも持ち時間が足りず、加えてこちらの事情なんて知ったこっちゃないマイペースな子供達の無邪気な行動…苛々が募ります。

上記のようなモヤモヤを残した夜は特に。

「ママー、これ見てー」

何か、ふざけた行動を見て欲しいらしい子供。

に対して飛び出す言葉は。

「うるせえ!さっさとやれ!」

 

…情けないです。

 

笑って受け止めてあげた後で、次はこれこれをするんじゃなかったかな?等、落ち着いて具体的に伝えてあげることが出来ません。

帰宅してからの時間がないことも子供達には関係なく、完全に私の仕事事情から派生しています。

そして、モヤモヤを晴らすべくのいわゆる八つ当たりであることも怒鳴りながら感じます。自分よりも弱い存在に向かう力。が、抑えられない、思いとどまる事が出来ない。

 

こういうのがもっと酷くなると、心や体を傷つける暴力行為にもつながっていくのだなあと思い知りました。※

 

モヤモヤを自分で上手く解消出来るといいのですが、そんなことを考える余力もなかったり時間もお金もなかったり、そもそも解消下手、という場合もあると思います。自分の内側にも外側にもきっと原因がある。

身近にいる弱い存在は手っ取り早い解消方法の道具になってしまうのですね。

 

※自分もすでに酷いんですけど。何か、感情が激すると、スケ番的になるんですよね。怖!ひど!子供達かわいそう!と、冷静に返ると思うのですが、どうもこのスケ番的人格が自分の中に常駐で…。実際にスケ番だったことはないのに、どこで身に着けたのだろう。